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2008年 11月 15日
感想_GSワンダーランド
感想_GSワンダーランド_b0130850_1022311.jpgアラサー男子には60〜70年代って異文化。『GSワンダーランド』11月15日公開。グループサウンズの嵐が吹き荒れまくっていた1968年。演歌専門のファインレコーズも、新人バンドをデビューさせようと画策。そこで見つけたマサオ、シュン、ケンタをスカウト。さらに、シンガーをめざしていた女性の大野ミクを男装させメンバーに追加。ついにデビューを果たすもののまったく売れない。路線を変更し、彼らに用意されたのは真っ白なタイツ。新しいバンド名は…「タイツメン」。
映画『GSワンダーランド』公式サイト

急造バンドがデビューして売れて、でもネタバレしちゃって消えていく。で、そこに若者たちのすったもんだがミックスされて、っていうものすごーい単純な話なの。見てみれば、あーはいはい、って思うような。だけど、ポップなグループサウンズに乗ってころころ転がってくもんだから、なんとなく耳障りもよく、なんにも気兼ねすることなく楽に見られましたわ。

グループサウンズって、おじさまたちには感涙ものの懐かしさなのかもしれないけど(誇張し過ぎか? でも特ダネで小倉氏が思い入れたっぷりに語ってたっけ)、オレらからしたら生まれる前のカルチャーだし、完全に異文化だよねー、とか思いつつ。もちろんスパイダーズだの、タイガースだの名前くらいは聞いたことあるけれど、熱狂ぶりとかまでは知らないからね。新鮮とまでは言わないけど、それなりにへぇではあったかな。

小さい話なんで、それ以上になにかがあるってわけでもないけれど、もはや完全にコスでしかない衣装を着るキャストたちを楽しむってのもアリですね。栗山千明、さすがにあの格好はハマってたなー。

by april_cinema | 2008-11-15 00:00 | Starter


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