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2008年 12月 20日
感想_K-20 怪人二十面相・伝
感想_K-20 怪人二十面相・伝_b0130850_10542824.jpg普通に楽しいアクションエンタメ。『K-20 怪人二十面相・伝』12月20日公開。1949年帝都、厳しい格差社会の中、富裕層を狙う怪盗・K-20こと怪人二十面相がいた。サーカス団員の遠藤平吉は、そのK-20に騙されK-20であるというぬれぎぬを着せられる。二十面相に命を狙われた令嬢、その婚約者の明智小五郎、そして平吉は二十面相への戦いを挑む。
K-20 怪人二十面相・伝

なんでも江戸川乱歩のシリーズをベースにした『怪人二十面相・伝』ってのがあって、そっちを原作にしているらしい一作。まさにそれらしい物語をVFX駆使して楽しく見せてくれます。二十面相に大したフィロソフィーを感じないのは玉に瑕だけど、まずまず悪くないのでは。でも、ちょっと長過ぎたけどね。もっと端折って軽快にやってほしかったよ。それこそ遠藤平吉の身のこなしなみに。

金城はちょっと間抜けなおとぼけサーカス団員がハマってて、松たか子もコメディエンヌっぷりを発揮。仲村トオルのうさんくさい明智や、本郷君の美少年小林っぷりも萌えさせてくれて、なかなかバランスのいいキャスティング。アクションもVFXがしっかりしてたので、気にならずに観られます。

乱歩ファンにはちょっと物足りない話かもしれないけど、キャストのファンとかならそれなりに楽しめそうな及第点の娯楽作。ご家族そろってお楽しみいただけるかと思います。

by april_cinema | 2008-12-20 00:00 | Starter


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