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2008年 11月 15日
感想_ハッピーフライト
感想_ハッピーフライト_b0130850_23412419.jpg5〜80歳のハローワークです。『ハッピーフライト』11月15日公開。ホノルル行きNH1980便。操縦するのは、機長になるためのOJT中の副操縦士。隣に座る試験官はなんだか威圧感あるパイロット。CAは超厳しい人から中堅から国際線デビューの新人までいて、なかなかに大変。というか搭乗前からして、グランドスタッフがてんやわんやしてません? あれ、整備士さんたちもなにやら問題勃発? 管制管やOCCはいつも通りの感じで、いよいよテイク・オフ! でも…え、ウソでしょ? トラブル発生!?
映画『ハッピーフライト』公式サイト

お待たせしました、矢口監督の最新作はヒコーキが舞台! これは楽しみですね〜、とフタを開けてみると…、へぇ〜! こんなお話にしてるとは。はい、この映画は飛行機を飛ばすために働いている人たちのプロ仕事を残らずつぶさに観察したお話でした。これ見れば、どんな風にして飛行機が飛んでるのか、その裏舞台が(ちょっとかもしれないけど)見えるよ。

パイロットやCA、それから整備士さんくらいまではドラマで見たことあったけど、さらに管制塔やグランドスタッフってところまでは初めて見たなー。飛行機に鳥がぶつかってしまわないように、鳥の集団めがけて空砲をぶっ放す"バードさん"なんて人もいるとは想像もしなんだ。専門用語飛び交いまくりもあって(プレスシートで予習できたからいいようなものの、予備知識なかったらけっこうチンプンカンプンでは)、お勉強になりました。ユーハブ、アイハブ!

矢口さんらしいコミカルなシーンも随所にありながらも、基本的には働く人たちへのリスペクトが満載。なので、今までのコメディ映画って感じはそこまで強くない。話としてはけっこう単調で、あくまでその中でどんな人がどんな風に関わってるかをつぶさに拾ったって感じ。子供たちならこれを見て、あんな職業になりたい、って思うかもしんないね。夢あるな~。

というわけで、あるヒコーキの中の1ドラマ。これが世界中で毎日毎日繰り返されているのかと思うと、次にヒコーキ乗るときの心構えも変わるってもんです。どう変わるかって? そりゃ感謝の気持ちですわよ。もうCAに無茶言うのは止ーめよっと(言ったこと無いけど)。

by april_cinema | 2008-11-15 00:00 | Starter


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